正義と悪と。
こども達の永遠の憧れ、ヒーロー戦隊。
正義の名のもとに、鮮やかに悪を討つ。
誰もが一度は目にしたことのある、よくある筋書き。
日本に限らず、海外、強いて言えばアメコミにはそんなヒーロー達がたくさんいらっしゃる。
悪いやつは、確かに悪い。
裁かなくてはならない。
正義は正しい。
紛れもない。
これはあくまで、第三者からの目である、と仮定する。
では、当人達はどう思っているのか?
八割方、上記の構図通りだろうけど、
こんな見方もあるのでは?
・悪者は、悪事と思っていない。
・少数意見や異端者を排除する術として、それを悪とみなしている。
・正義の名を証明する為に、作為的に悪を作り出す。
もしこんなことがあったなら…
何が正義で何が悪なのか分からなくなりそうだ。
僕は悪を肯定するつもりはない。
ただ、
もしそんな悪意に満ちた正義は、もはや正義と呼べないのでは?
自分が正しいと思っていれば、その時点ではそのひとは正義であり、
戦争はいわば正義同士のぶつかり合い。
ヒーローものも、ある意味正義同士のぶつかり合いなのかもしれない。
さあ、貴方はどう見ますか?