風ぐるまの先に。
普段は遠くに見るだけのものを、
近くから眺める。
普段ありふれた日常を、
遠くから見下ろす。
見方を、角度を変えるだけで、
こんなにも知らない世界はあるようだ。
自分が過ごした時間なんて、
正しかったと、間違っていたと考えるのは
時間の無駄なのかもしれない。
だって、
それはきっと、偏った物差しで測っただけの、
ひとつの見解でしか
ないのかもしれないのだから。
さあ、明日は何を目指そうか。
それが決められる毎日なら、
それはきっと明後日も続いてゆく。